そんな不安を持つ方も多いと思います。
保育園が決まらなければ、仕事への復職も出来ないケースが多いからですね。
実際には、保育園4月入園申込後の調整により、欠員状況によって二次募集(二次調整)の申し込みを行うことが出来ます。
平成30年の4月入園、1次調整後の入園の最低指数資料から、認可保育園空き状況の資料を基に予測はしていました。→★
では実際、平成31年4月入園の認可保育園の空き状況はどうだったのか、資料を基にまとめていきます。
Contents
保育園申込後の1次調整と2次調整とは?どちらも、保育園利用を希望する児童の申込書を提出してから始まります。
- 1次利用調整とは・・・
保育園への4月入園を希望する世帯の1次受付申込後、区で保育の必要性を児童ごとに行い、希望する園を基に、各々保育所の希望調整を行い、欠員状況を含め調整すること。 - 2次利用調整とは・・・
1次調整後、保育園の空き状況がどの程度あるを確認したうえで、欠員ある場合に、4月入園を再度希望する世帯へ2次受付が行われ、保育園欠員部分への入園を調整すること。
4月1次調整後、練馬区にて、保育園の空き状況がどの程度あるを確認したうえで、欠員が生じている場合に2次調整(2次募集)が行われるのです。
万が一、保育園内定できなかった場合、保育園入所を強く希望する場合、再度申込(2次受付)を行わなければいけません。
平成31年度の2次受付の受付期間と締切日は?
2次受付申込締切日
- 平成30年12月3日~平成31年2月22日17時15分まで
ちなみに、1次申込の内定発表は・・・
- 平成31年2月15日申込者全員へ通知発送
1次申込の内定発表から2次受付締切日が近いので、注意が必要です。
毎年、保育園入園申込者へ通知発送から、だいたい1週間程度が保育園2次受付の締切日となっています。
平成31年4月1次利用調整/練馬地区認可保育園の空き状況
【練馬区HP:保育園等空き情報(平成31年4月入園2次分)参照】
赤字の数字は、保育園の空き人数(枠)です。
平成30年4月入園と、ほぼ同様の1次申込後の定員状況と言えます。

この表からもわかるように、認可保育園の1歳児は1次申込で定員に達してしまうのがほとんど!
空きがあるのが、2歳児クラスまでの保育園であることがわかります。
さらに、2歳児・3歳児についても、ほとんど空きはありません。
1歳児からの2歳児、2歳児から3歳児への保育園内の進級(持ち上がり)がほとんどの為、もともと空きが少ないのが理由として挙げられます。
新設の保育園の空きは、他の保育園と比べて多め
表から「保育園:豊玉えほん」以下の保育園は、他の保育園と比べても、空きが多いのが分かります。
平成30年4月・平成31年4月からの新設の保育園のためですね。
新しい保育園の場合、1歳児~3歳児くらいまでは園児が集まるのですが、4歳~5歳児は多くの場合、他の保育園や幼稚園に通っていることが多く、人が集まらない傾向にあります。
赤い□で囲んでいるのが、平成31年4月からの新設保育園です。
新設の保育園の場合でも、やはり0歳児~2歳児の空きは少ない状況ではありますが、3歳児は空きが多いのがわかります。
平成31年4月1次利用調整/光が丘地区の認可保育園の空き情報


【練馬区HP:保育園等空き情報(平成31年4月入園2次分)参照】
光が丘地区の平成30年4月入園とほぼ同様の1次申込後の定員状況と言えます。

光が丘地区の場合、平成30年・平成31年と0歳~5歳児まで在籍する保育園の0歳児クラスにある程度空きがあるのが特徴です。
今年度も例外ではありませんが、やはり1歳児~3歳児までは、1次申込で定員に達しています。
赤い□で囲んでいるのが、平成31年4月からの新設保育園です。
新設の保育園の場合、やはり他の保育園と比べても3歳児以降の空きが多いのがわかります。
平成31年4月1次利用調整/石神井地区の認可保育園の空き情報


【練馬区HP:保育園等空き情報(平成31年4月入園2次分)参照】
この表から、石神井地区は、0歳・1歳の空きが多少あるのが分かります。
定員に空きのある5つの保育園の内4つの園が2歳児クラスまでの保育園であるということです。
3歳児クラスはありませんので、引き続き保育が必要な場合は、他の保育園へ転園が必要となります。
石神井地区の0歳~1歳児の空きある保育園は、2歳児クラスまでの保育園で、実は平成30年4月入園の1次申込と同様の状況です。
赤い□で囲んだ新設の保育園でも、0歳~3歳児まで空きはありません。
他の地区と同様に、4歳、特に5歳児クラスには空きがたくさんあるのが見受けられますね。
平成31年4月1次利用調整/大泉地区の認可保育園の空き情報
【練馬区HP:保育園等空き情報(平成31年4月入園2次分)参照】
大泉地区には、平成31年4月新設の保育園はありません。
新設保育園がないためか、大泉地区の認可保育園2歳・3歳児クラスに空きは一切ない状況です。
1歳児クラスので空いている認可保育園も、石神井地区同様の2歳児クラスまでの保育園、さらに昨年度と同様の結果となっています。
平成31年度4月入園、1次申込後の空き情報の傾向
練馬地区・光が丘地区・石神井地区・大泉地区、4つの地区の状況から、平成31年4月入園の2次調整前の空き情報の傾向は以下の通りです。
- 0歳児クラスの空きは、地域ごとにちょこちょこある!
- 1歳児~3歳児クラスは1次申込でほぼ定員になってしまう!
- 1歳児~2歳児クラスの空きがある場合でも、2歳児までしか通えない保育園が大半!
- 新設の保育園は、他の保育園と比べて3歳児・4歳児の空きがある!
- 4歳児、特に5歳児はどの地区でも十分に空きが確認できる!
新設の保育園でも、1歳児・2歳児クラスは定員いっぱい、3歳児クラスで少しだけ空きが確認できる状況です。
平成31年4月入園の1次調整(一時申込)での空き状況は、例年とほぼ同程度の空き状況であるといえます。
認可保育園へ入園できても、保育園の転園が必要な場合もある
保育園に空きがあっても、保育園への通いやすさ、保育園に求めること等、保育園への想い等異なることが多いものです。
保育園に空きがあっても、出来れば2歳児クラスまでの保育園よりは、転園の必要がない5歳児クラスまでの保育園が良いとう気持ちもありますよね・・・
しかし、実際5歳児クラスまでの認可保育園へ入園できたからと言って、それが保護者や子どもにとって安心できるかどうかは違うものです。
保育園へ入園しなければ見えないことも多くあります。
- お友達や保育士とのトラブル
- 保育園の規律に賛同できない
- 保育園を信頼できない 等
色々な事情から保育園を転園する方も意外に多いものです。

「認可保育園へ入園」できたから、良い保育園生活ができるとは、一概には言えないのです。
まとめ
平成31年4月入園の1次申込後の、保育園の空き状況はおおむね例年通りでした。
- 0歳児~3歳児クラスは1次申込でほぼ定員になる。
- 1歳児~2歳児クラスの空きがある場合でも、2歳児までしか通えない保育園が大半!
- 新設の保育園は、他の保育園と比べて3歳児・4歳児の空きがある!
- 4歳児、特に5歳児はどの地区でも十分に空きが確認できる!
こんな感じですね。
0歳児・1歳児・2歳児・3歳児クラスは、1次申込でほとんど定員になる状況は、新設の保育園が増えても、まだまだ続きそうです。