出産後の入院中は、赤ちゃんへの授乳やおむつ替え、ゲップ出しや沐浴等、入院している時は不安なことがあればすぐに助産師さんに相談ができました。
入院中は手取り足取り教えてもらい、赤ちゃんのお世話について心配なことはありませんでしたが、退院後の生活について考えるとやっぱり不安が募るもの。
ここでは、退院後のママの生活や体調や身体のこと、赤ちゃんの毎日の生活や赤ちゃんの変化などを紹介していきます。
退院後すぐに、赤ちゃんとの生活に大きな変化はありません。
あまり不安視せずに、気楽に構えてくださいね。
出産退院後のママの生活
産後の傷や体力の低下。ママはまずは体を休めることを優先に!
出産後の病院での生活は、思っている以上に疲れたと感じる人も多いもの。
遅くとも出産後1日以内で赤ちゃんのお世話が始まることがほとんどで、「気が付いたら退院の日を迎えてしまっていた・・・と感じているママも多いんです。
入院中の授乳やオムツ替え、沐浴などに慣れるか慣れないかという微妙なところで退院をむかえます。
入院生活は5日~7日程度が一般的ですが、その頃の身体の状況はこんな感じです。
- 会陰切開の傷の痛み、帝王切開の傷の痛み
- 後陣痛(経産婦であればあるほど痛みが大きい)
- 悪露
- 胸の張りや痛み
- 腰痛
- 体力の低下 等
出産後の傷の治り方の具合や後陣痛の程度も、人それぞれ違うので一概には言えませんが、産後退院の頃に「完全に違和感がない」という人はいません。
体力の低下も、想像以上だと思ってください!
- 長い時間立っていると腰が痛くなる
- 長い間歩くと気持ちが悪くなる
- 体がだるくなる
- 頭が痛くなる 等
身体の痛みや違和感と共に、体調も悪くなりやすいのです。
「気を付けていたのに乳腺炎になってしまった・・・」なんてことも。
産後のママ身体の状況は、出産してみなければ分からないし、人によってもかなり違います。
産後に里帰りができりる場合は、産後2週間程度は甘えられるのであれば、父母などお世話をしてくれる人に甘えてしまうのが一番です。
とは言っても、里帰りをしない&里帰りが出来ない方もいると思います。
第3子出産の際に、里帰りをしなかった私自身の過ごし方や役に立ったサービス等はこの記事で紹介しています。
ママの産後トラブル!骨盤ベルトや悪露による意外な不快感も。
産後の傷や胸の痛み、体力の低下はもちろんですが、産後に骨盤を安定させるベルトの装着や悪露の対処にイライラしたり、不快感を感じることもあるんです。
- 骨盤ベルトのズレ
- 悪露対策のための頻繁なナプキンの装着
- 悪露による肌トラブル
- 便秘や痔のトラブル
何がそんなに不快なのかというと、トイレに行くたびに骨盤ベルトを外し、ナプキンを交換し、肌トラブルに悩むこと、これが地味~にこたえました。
骨盤ベルトについては、ベルトのズレが頻繁に起こるようであればすぐにでも購入しなおすことをお勧めします。
休める内に休べるんでおく!赤ちゃんへの夜間授乳が続くと理解できます。
「休める内にゆっくり休んで!」
「赤ちゃんが寝ている時に昼寝してね!」と、
出産後の入院中に、助産師さんや看護師さんに、口すっぱくして言われていました。
入院中も退院直後も、実母にも何度も言われました経験があります。
最初は、「赤ちゃんのお世話以外はベッドに横になっているから大丈夫~大丈夫♪」なんて余裕でいられるんですよね。
出産後、退院後はなんだか気分が高揚しているのか、ハイテンションであまり疲れを感じなかったりもします。
しかし、実際に退院後の夜中の授乳や哺乳瓶の煮沸等、本格的な赤ちゃんへのお世話が始まると、疲れは確実に溜まってきます。
- 慣れない夜中の授乳
- 睡眠不足
- ベッドに置くと泣く赤ちゃんの寝かしつけ
- 他の兄弟のお世話
- 赤ちゃんの声で起きもしない旦那への苛立ち
出産退院後1週間もすると、ジワジワと身体に疲れが溜まってくるのが分かります。
出産後の入院の時には、生まれたばかりりで授乳が終わるとすぐに寝てしまった赤ちゃんも、徐々に生活が変わってきます。
家に帰ってからは、
- 「2時間おきの授乳」
- 「全然寝てくれない」
- 「ウンチや吐き戻しで着替えばかり」等
ミルクを作ったり、哺乳瓶を洗ったり、オムツを替えて、汚れた洋服を洗ったり・・・退院後から、本格的に赤ちゃんのお世話が始まるのです。
特に、母子別室で授乳や沐浴での我が子へのお世話のみママは驚くはずです。
自分の時間が作れず、更にはご飯もろくに食べることができない等から、今までイライラしなかった事にも、イライラしてしまったりもします。
休める内に休んでおくことは、少し時間を置いてから重要性が分かります。
出産退院後の赤ちゃんの生活
産まれたばかりの赤ちゃんは寝ていることが多いものです。
授乳の途中に寝てしまうと心配になってしまったり、寝てばかりで不安になることもありますが、この期間はあっという間です。
退院後から日々成長していき、いい意味で赤ちゃんらしく、手がかかる赤ちゃんになっていきます。
最初の変化として多いのが、
「授乳後もなのにすぐに寝てくれない!」
「なんでこんなにグズるの?」というものです。
最初は戸惑うこともありますが、自分なりの対処法を見つけて、対応に慣れてきたころには、また違う壁や変化が現れます。
出産退院後の赤ちゃんの生活は?赤ちゃんが泣いたら何をする?
退院後の赤ちゃんのお世話は、出産後の入院中に行うお世話と内容的には同じです。
しかし、産院によってはママの体調回復をのために、母子同室や夜間授乳についても希望制をとったり、完全母子別室の場合もあります。
夜間の授乳や寝かしつけが必要な分、入院中よりもお世話が増えるように思いますが、内容的には同じなのであまり心配はいりません。
産まれてから数週間~数カ月程度の赤ちゃんの生活に、あまり変化はないんです。
- オムツを替える!
- 授乳(ミルク)をする!
- ゲップをさせる!
- 再度必要なら、オムツを替える!
- 寝かしつける!
出産から退院、退院から数日間は、赤ちゃんもまだ外の世界に慣れていないか、あまり体力がありません。
長い時間寝てくれたり、寝かしつけをせずに授乳の最中に寝てしまうことも多く、
「あれ?意外に手がかからないイイ子なのかも~!」なんて感じる方もいると思います。
しかし、ママ自身夜間授乳の疲れが出てくる退院から数週間頃から、
- 長い時間寝てくれない・・・
- ぐずってしまいなかなか寝てくれない・・・
- 抱っこしていないと寝ない・・・
- オムツからウンチが漏れて、洋服やお布団まで汚れた・・・
- ずっと泣いていて泣き止まない・・・
こんな状況になることも少なくありません。
毎回ではなくとも、
「夜間授乳後に全然寝てくれずに気が付くと朝だった・・・」
「夜中に3回も泣いて起きてしまった・・・」
「汚れや洋服や布団の片づけが夜中に数回あるともうクタクタ・・・」
こんなことも。
ちょうどこの頃には、出産した病院で赤ちゃんとママの1カ月健診があったりもします。
わからないことや不安なことを小児科の先生や助産師さん等に相談できるいい機会です。
日々の生活の中で不安なことや分からないことは、こまめにメモに取っておくことをお勧めですよ。
赤ちゃんの体重や身体の変化
産まれてから1カ月健診までの赤ちゃんには、
一般的に1日25g~30g程度の体重の増加があります。
母乳やミルクの飲み具合によっても大きく変化するので、あくまでも平均的な増加なので、神経質になりすぎるのも良くありません。
体重の増加があまりにも少ない場合は、1か月健診で医師へ相談してみるのが一番です。
更に、1か月健診までに、赤ちゃんの顔に乳児湿疹が出てくることもあります。
そんな時には、生まれたばかりの赤ちゃんにも使えるクリームや泡石鹸がお勧めです。
ボディークリーム↓
コチラは全身ソープ↓
肌に優しい石鹸で優しく洗い、保湿クリームなど保護することで快方に向かうので、心配はいりません。
乳児湿疹がひどい場合にも1か月健診や小児科等で気軽に相談してみましょうね。
まとめ
退院後の赤ちゃんのお世話や赤ちゃんの生活についてまとめてみました。
初産のママの場合、全てが初めての経験です。
授乳もゲップ出すことも慣れないまま、毎日の赤ちゃんのお世話も何が何だか分からないまま、退院する人が大半です。
赤ちゃんのお世話は、同じ日がありません。毎日何かしらの違いがあります。
それが辛いと感じる日もあるとは思います。
とはいえ、毎日のお世話のなかで「慣れ」も、もちろんあります。
産後1か月を過ぎたころからは、毎日の生活に嫌でも慣れてくるので、あまり不安に思わずに軽い気持ちで毎日過ごすようにしましょうね。