妊娠が判明した場合、定期的に妊婦健診へ行くことになります。
「妊婦健診の服装なんてなんでもいいでしょ?」と思っている方、ちょっと注意が必要です。
確かに、妊婦健診の服装は自由ですが、妊娠初期・中期・後期と健診の内容が異なることがあります。
妊娠時期の検診内容によって、なぜ服装に注意をしなければいけないのかを中心、初回産婦人科の受診について、妊娠中に洋服を購入する場合のポイントなんかをまとめていきます。
初回の産婦人科への通院について
初回の産婦人科への通院は生理予定日を超えてから
妊娠したかも・・・と思われた方は、自宅で妊娠検査薬を使用して検査を行い、妊娠の陽性反応がが出た際に、産婦人科に行き、正常な妊娠であるのかどうかの確認が大切です。
日本製の妊娠検査薬の精度は使用時期を守れば99%の精度を誇ります。
使用時期を守ればというところが注意です!
生理が予定日より1週間~2週間程度たち、検査薬で陽性反応はあれば、産婦人科を受診しましょう。
→妊娠検査薬で妊娠判明!初回の産婦人科での流れや費用について(公開予定)
生理不順、次の生理予定日がわからない・・・それでも大丈夫です
私も生理不順でしたので、生理が来ても次の生理は2カ月後だったり3か月後だったりと、かなりまちまちだった時もあります。
実際に、初めて妊娠をした時にも、次の生理予定日は分かりませんでした。
初回の産婦人科への通院の際には、「前回の生理はいつだったか」という内容は確実聞かれるか、問診票に書きます。
しかし、初回の産婦人科への通院は、正常な妊娠であるのかどうかの確認が第一の目的です。
初回の通院で正常な妊娠が確認できれば、4週間後に再度通院。
そこで妊娠の継続の確認できれば、前回の生理開始日や胎児の大きさ等から、現在何週目くらいかと判断されるのです。
生理不順であっても、あまり気にしなくて大丈夫ですよ。
初回の産婦人科への通院はワンピースがお勧め!
初回の産婦人科への通院の際には、まだまだ目立ったお腹の膨らみもなく、今まで着ていた洋服を着ることが出来ます。
どんな洋服でも良いと言えば良いんですが個人的には下記がお勧めです。
- ワンピース
- ゆったりとしたスカート
- トップスの丈が長め(チュニック)
検査薬を使い妊娠が判明した後の初回の通院の際は、内診が行われます。
経膣超音波検査を行うため、ズボンと下着を脱ぎ、内診台に上がる必要があるのです。
スカートタイプの洋服であれば、スカートは履いたまま、下着を脱ぐだけで問題ありません。
楽に着脱することが出来るという意味でもそうですし、ワンピースやスカート、丈の長いトップスを着ていくことで、内診の恥ずかしさが多少和らぐはず。
初回の産婦人科への通院と、その4週間後の通院は内診があります。着脱しにくいストッキングやタイツも控えるのもお勧めですよ。
時期別に紹介!初回以降の妊婦健診にお勧めな服装
妊婦健診にお勧めな服装は、妊娠の初期・中期・後期によっても変わってきます。
健診方法が異なる為ですね。
妊婦健診で内診は妊娠初期と妊娠後期がメインに行われます。一方で妊娠中期は、主にエコーでの検査となります。
妊婦健診は、お腹の赤ちゃんに会えるので嬉しい反面、ちょっと気持ちが落ちたりもしませんか?
私は、そうでした・・・特に内診時期は、足取りが重かった記憶があります。
妊娠初期~後期の検査内容に合わせて、服装について少しだけ考えて行くと、少しですが気持ちが楽になるはずです!
妊娠初期は断然ワンピース
検査薬で妊娠が判明し、初回の産婦人科への服装も、ワンピースや丈の長いトップスがお勧めとしましたが、妊娠初期の間もまだまだワンピ―スやゆったりとしたスカート等が有効です。
私の記憶では、妊娠初回からの通院後、妊娠初期には2回程度内診がありました。病院によっても異なりますので、参考程度にしてください。
妊娠初期というよりは、妊娠初期の内診がある内は、ワンピースですね。
まだまだお腹の膨らみがあまり気にならない時期なので、マタニティ用のワンピースや洋服を購入する必要はありません。
早い時期に購入してしまい、妊娠後期になったら着れなくなっている・・・等よくあることです。
人によっても、多胎児の妊娠の場合にも、お腹の膨ら程度は違ってきます。お腹の膨らみが小さい内は、もともと持っているワンピース等を代用しましょう。
仕事の合間の受診だったり、仕事へ行く前の受診である場合は、少しきちんと目のワンピースや丈の長いトップスであれば、妊娠初期でまだあまり職場の人に妊娠を知られたくない場合でも、あまり気にならないはずです。
ワンピースを購入する場合のお勧めの形はコレ!
ワンピースを持っていない、もしくは、ろくに着られるワンピースがない・・・という場合は、上記タイプのワンピースをお勧めします。
上から下までボタンで開閉できる、もしくは上半身がボタンで開閉でき、ゆったりとした形のワンピースのタイプのものです。
出産した後の授乳時期にも、想像以上に前開きのトップスはとても重宝します。
前開のワンピースの良いところは以下の通りです。
- 出産後の病院入院中のパジャマとして
- 授乳時期の授乳服として
- その後の生活にも普段着として
購入後の使用用途が多いのがポイントなんです。購入を検討されるなら、断然、前開き型のワンピースがお勧めです!
妊娠中期は上下がつながっていないセパレートタイプの服装を!
妊娠初期の後半~妊娠中期にかけての妊婦健診は、ぼぼエコーでの診察になります。
ワンピースでエコー検査受ける場合、上までまくり上げる必要があるので、レギンス等の着用がない場合、下半身が丸見えなんてことも!
とは言っても、レギンスをさらけ出すのも・・・ちょっと恥ずかしいこともあります。
エコー主体の健診からは、トップスとパンツが別になっているセパレートタイプの洋服が一番安定した格好と言えます。
お腹の膨らみが出てきて、以前のパンツやスカートがキツイ・・・なんて時には、ウエストがゴム(出来るだけ伸び縮みする)のタイプだとラクチンです。
上記のタイプであればウエストのサイズによっては、妊娠初期~臨月までゆったりと着れますし、内診がある場合でもスカートを脱ぐことなく受けられますよ。
いくらお腹の膨らみが小さい場合でも、タイトスカートのような洋服は、エコー検査の際にすぐにお腹を出すことが出来ないので、あまりお勧めしません!
妊娠の状況や持病があるなど、症状によっては異なるケースもあります。
妊娠後期の服装は再びワンピース時代
妊娠中期の後半~妊娠後期は、再び内診が始まります。
また内診が始まるのか・・・という気持ちと、ついに妊婦生活もここまで来たんだなあという気持ちになる頃だと思います。
妊娠後期も、妊娠初期の内診の時と同じように、ズボンと下着を脱いで、内診台に上がらなければいけないので、やはりワンピースやスカートがお勧めです!
妊娠~出産、マタイティ用の洋服は買わなくても意外にいけます!
妊娠初期の後半~妊娠中期くらいから、ややお腹の膨らみが目立つようになってきます。
「マタイティ用品そろそろ買わなきゃ・・・」なんて焦る時期でもあります。
出産前に購入しておくべき必須の物はもちろんあります。
→出産前に購入しておくべき物は?
しかし、マタニティ用の洋服って、実際には必要なの?という疑問が出てくる方もいるはずです。
私の場合、どうしてもマタニティ用の洋服を購入する気にはなれなかった!
マタニティ用の洋服って、普通の洋服と比べて少し割高ですし、機能性はあっても、出産後の使用用途が限られるというデメリットがあります。
短期間であまり好みではない洋服を買うのであれば、出産後体形が戻った後に好きな洋服を買いたい!という気持ちが強かったんですね。
ですので、出産前に購入している洋服は、出産後も着れるマタニテイ用の洋服以外を購入してます。
とはいえ、初産の前にはマタニティ用のデニムは購入しています。一見妊婦には思えないようなデニムで中期頃はよく着用していました。
しかし、腹部はゆったりとしているのですが、妊娠後期には体重増加と足の浮腫みからひざ下がきつくなり、その圧迫感がとてもストレスで、結果着なくなりました・・・笑
中古のマタニティ用の洋服でも気にならない方は、知る人ぞ知るメルカリで、安く手に入れる方法もあります。
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中には新品で出品されている物もあるので、見てみるもの手ですよ!
妊娠中に洋服を買う時の注意点
妊娠から出産までには、十月十日(とつきとおか)と言われ、期間としては約10ケ月あります。
その10カ月で、お腹周りの膨らみも、季節も大きく変わっていきます。
妊娠中に、妊娠中から出産後に着る洋服を購入する場合は、季節や生地についても考えておくと良いです。
- 春・秋・冬に着れる洋服
- 生地は薄手
- ゆったりと締め付けのないもの
- トップスやワンピースは前開きタイプ
妊娠中は、約10カ月で3つの季節を過ごすので、アウターやインナーで、色々な季節に対応できる洋服が長く着用できます。
ゆったりと締め付けのないタイプの洋服であれば、体への締め付けも避けれますし、季節に応じた重ね着も楽に出来るというメリットもあるんです。
更には、妊婦健診では血圧検査や血液検査もあります。
トップスの袖をまくり上げたり、トップスの袖の上から検査を行うことがありますので、出来るだけ生地は柔らかく、薄めの方が良かったりもします。
トップスの前開きタイプについては、先ほど説明したように授乳時期にはかなり重宝しますよ。
上記4つのポイントをおさえて妊娠中に洋服を購入することで、すぐに着れなくなるような洋服を買わなく済みますので参考にしてみて下さい。
まとめ
妊婦健診の服装と、妊娠中に洋服を購入する際のポイントをまとめて行きました。
妊婦健診時や出産時、さらに出産準備なんかにも、何かとお金がかかります。
自分の着る洋服にかかる費用が少なければ、他の目的に費用を充てることが出来ますよね。
→出産に関わるお金についても、まとめていく予定です。
そういえば、靴についても、歩きやすく着脱がしやすい靴がお勧めです。