「保育園に入園したら病気ばかり」
こんな話よく聞きますよね。これ本当に本当です!
病気への免疫がほとんどない状態の0歳や1歳児で集団生活に入っていくので、当たり前といえば当たり前・・・。
しかし、多くのママが保育園入園前に想像していた以上に、入園当初に病欠で保育園をお休みする事態に驚くはずです。
病欠に対するママの気持ちのこと、保育園の入園当初の病気に対して準備しておいた方が良いこと、病気にできるだけかからない為の対処法なんかをまとめていきます。
「保育園は病気ばかり」入園して数カ月は覚悟が必要!
子どもを保育園に預け始める時、職場の先輩ママや友人にこんなことを言われていませんか?
- 「保育園に入ったら病気もらってばっかりだよ。」
- 「入園して数カ月は保育園に行く回数の方が少ないよ!」
- 「職場復帰1年目は有給ギリギリだよ」
例外でなく私自身、初めて第1子の息子を保育園に預ける時に、姉や何人もの友人に同様のことを言われました。
しかし、私の内心はというと、
なぜか、あまり信用していませんでした。
しかし、実際に保育園に入園した長男は、4月後半から本当に病気ばかり。
まさか・・・とは思っていましたが、実際に長男は4月後半から6月にかけて、保育園を休む日数の方が出席する回数より多かったのです。
保育園にはいると病気ばかりは本当だったんだ・・・と認めることになりました。
※(1歳 保育園 病気ばかり体験)
しかし、その反面でどこにもあたることのできない苛立ちを感じたのも事実です。
子どもが保育園を休むたび、いらだちや不安を感じることも。
第1子で初めての保育園ということもあり、想像以上に保育園をお休みすることに対して、苛立ちや落胆、複雑な感情が沸き上がっていたのを覚えています。
- 病気が治ったらすぐにまた他の病気にかかる。
- 保育園に行っても、保育園からの呼び出してすぐお迎え。
- 小児科に週に3回行くのは当たり前。
- 仕事を休むのは私(ママ)だけ。←我が家の場合
- 保育園に預けるのは早すぎた?
- こんなに休むなら、もう仕事辞めた方が良い?
いろんな気持ちが入り混じり、保育園にイライラしたり、あまりにも病気にかかる息子にイライラしてしまったこともあります。
※かかりやすい病気や時期は?➡登園基準は?
特に、職場復帰したにも関わらず、全然職場に行けない罪悪感や焦燥感に押しつぶされそうもなったのも事実です。
ですが、ある時期を乗り超えると保育園の病欠の回数がぐっと減っていきます。
年少(3歳児)の頃から子どもにもよりますが、園での流行りの病気にもかからなくなり、発熱でのお休みも、年に数回程度に減ってくるのです。
保育園の病欠についての悩みは、最初の1年でほとんどの場合、解消しますよ!
とにかく、仕事に対しても、子どもの病気に対しても、自分に対しても、とにかく思い詰すぎないことが大切。
周りに迷惑かも・・・と考えすぎて、早い段階で仕事を辞めてしまうのは、ちょっともったいないです。
とにかく、「入園して半年は覚悟をして過ごす!」
これにつきます。
保育園の病欠や急なお迎えに備える!準備して良かったこと。
突然の発熱、保育園からの呼び出し、こんなことは保育園に入って数カ月は日常茶飯事だったりします。
そんな時に備えておくと安心なのは、この2つです。
- 第一にかかりつけの小児科・耳鼻科を複数決めておく
- 子供が病気の時の保育について考えておく
1つづつ説明していきます。
保育園入園前に、休診日の異なる小児科や耳鼻科を決めているといざという時に安心できる!
小児科の場合、木曜日や土曜日の午後、日曜日は休診としているところが多いですよね。
急な発熱や保育園からのお迎えの連絡が、ちょうど小児科の休診日にある場合、ちょっと慌ててしまいます。
そんな時に、休診日が異なるかかりつけの小児科があると、休診日を気にせずに安心して通院することができるんです。
休診日や休診時間が被らないように、休日に空いている病院も探し、一度は受診してみるとなお安心できますよ。
さらに、鼻水や耳の痛みの場合、小児科でなはく耳鼻科へ通院した方が良いケースもあります。
小児科だけでなく、かかりつけの耳鼻科を見つけておくこともお勧めします。
子どもに流行っている病気がある時は、小児科へ行くと病気がうつってしまうかも・・・とちょっと気になることも。
耳鼻科で治療できる病状であれば、小児科だけではなく、耳鼻科を選択することもできますよ。
仕事が休めない場合に備えて病児保育の登録や病気の時に見てくれる保育者(祖父母、パパ、ベビーシッター)の確保
子どもが病気やケガ等でお休みをする時、誰が子どもを見ているのかをある程度確認しておくことも大切です。
子供が保育園をお休みする時、急なお迎えが必要な時は誰がお迎えに行きますか?
共働き世帯が多い保育園で多く見られるのが、ママ、パパ、祖父母、この3つの協力です。
- 急なお迎え
- 急なお休み
- 病院への通院
- 全ての行事
仕事をしながら全てママだけでこなすのは、特に最初は精神的にも、体力的にも、かなり辛いものです。
ママだけでなくパパや祖父母等の協力を少しでも得られるだけで、ママの精神的・体力的な負担が減り、想像以上に気が楽になるはずです。
保育園の入園が決まったらパパや祖父母等から、協力が得られるのかどうか、必ず相談してみて下さい!
- 絶対に会社を休めない日がある人
- パパの協力が難しい人
- 祖父母が遠方にいて協力が難しい
↑こんな方は、子どもが病気の時の保育について、家族以外のサポート先を探しておくのも大切です。
急なお迎えや急な発熱で、協力者が不在の時に本当に頼りになるサービスもあります。
※子どもが病気の時の保育どうする?➡※登園基準は?
「祖父母が協力してくれるはず」という安易な考えで、実は保育園入園後は協力を得られなかった!なんてことがあると大変です。ちゃんと打ち合わせはしておきましょう。
保育園入園後の病気対策!特に気を付けたのは生活習慣。
当たり前のこともたくさんありますが、保育園入園後の病気対策として我が家で実践しているのはこんな事です。
園からの帰宅後、すぐにお風呂へ!手洗いうがい習慣づける
保育園は病気の菌でいっぱいと私が思っているので、保育園からの帰宅後はすぐにお風呂に入ります。
家の中に、病気の菌やばい菌を長時間持ち込まない為にも、食事でパジャマや顔が汚れても良しとして、すぐにお風呂に入ります。
手洗いうがいは、保育園での習慣がそのまま子日常の習慣になったという感じで、今でも当たり前のように行っています。
これは、入園してからずっと続いています。
早寝早起きが大前提。親も一緒に早寝早起き!
体力が有り余っている、なかなか寝つきが良くない、寝起きが悪いお子さんもいるので、これは家庭によってかなり異なる所だとは思います。
早寝早起きは、免疫をつける、身体を休めることで病気になりにくい等、良いこと尽くしです。
私自身もできる限り子どもと一緒に、夜は早く寝るようにしています。
早寝早起きをすることで、大人の私でも体調を崩しにくくなっている気がします。
栄養満点のバランスの取れた食事
我が家にとっては、幼少時に食事が一番大変でした。
何と言っても「野菜が嫌い」という、栄養面ではかなりマイナスの状態です。
色々と試した結果、スープに入っている野菜は食べると分かり、その日からは毎日スープから野菜を取っていました。
今でこそ、色々な料理を食べるようになりましたが、それでも野菜をいっぱい取れるスープは、コンソメスープや豚汁、中華スープ等、味を変えて毎日作っています。
予防接種を忘れずに受ける。少しでも調子が悪い時にはすぐに受診!
予防接種を受けると決めているならば、出来る限り保育園入園前に受診できるものは受診しておくことがお勧めです。
入園後の急な発熱や体調不良で、予防接種のスケジュールがずれてしまうことが多々ある為です。
平日が仕事の場合、小児科の診療時間の土曜日の午前中しか予防接種を受けられないことも多く、貴重な休日も予防接種でつぶれてしまうこともあります。
後は、鼻水や咳が出ているのに、発熱がないからといって放っておかないことです。
「熱もないのに小児科にいくのが面倒・・・」
「少しのことで小児科に行くと病気をもらいそう・・」
とはいえ、私の中にもこんな気持ちもありましたが、そんな時に息子が中耳炎になりました。
中耳炎になると、耳の経過状態を見てもらうために、ちょこちょこ通院しなくてはなりません。
タラレバの話にはなりますが、未然に病気を防いでいることで、実は病院への通院回数を減らすことも出来ることもありますからね。
- 鼻水が酷い時は、小児科ではなく耳鼻科にかかりましょう!
- お医者さんに、しっかり耳の奥まで良く見てもらい、未然に中耳炎を防ぐようにしています。
休日の予定をつめすぎない!
平日に仕事をしている場合、ママ・パパのリフレッシュもかねて、土日に子どもと一緒にお出かけしたい!という気持ち沸いてくるんですよね。
特に、仕事に復職してすぐは、久しぶりの満員の通勤電車、日々時間に追われるストレスから少し遠出したくなることもあります。
しかし、保育園に入りたてのころは、子どもを最優先に人混みを避けてゆっくりした休日を過ごすことが大切です。
自転車で少し遠い公園へお弁当を持ってピクニックに行くだけで、いつもの公園と過ごすのとは違った休日が過ごせるはずです。
土日共にお仕事がお休みの場合、どちらかの1日はゆっくりと過ごすのがお勧めです!
子どもが保育園を休みがちなのは小さい時だけ!割り切りも大切。
保育園へ入園後すぐは、集団生活に慣れていない子どもは病気ばかりです。
仕事を持つ親がほとんどの保育園は、発熱なく鼻水や咳だけなら預ける親が大半なので、病気をもらわないことはないと考えましょう。
ママのせいでも、保育園のせいでもありません。
子どもの成長に仕方ないことと割り切り、ダメなときはダメとあまり深く考えないことが大切です。
とは言っても、最初はそんな風に気持ちを抑えることも出来ないことも多いはずです。
仕事を休むことに対してもあまり深く考えず、パパや祖父母など周りの協力に甘えられる時は甘えるようにしてみると気が楽になるかもしれません。
入園して半年は何かと病気がちであると覚悟すること、そして、子どもの体調不良のサインは見逃さないようにしましょう。