テレビやSNSでも「ママ友」と聞くと、悪いイメージが先行してしまい、なかなか良いイメージが持てないものです。
「保育園のママ友事情はどうなの?」と入園前から不安になることもあると思います。
実際の保育園もママ友事情は、想像している以上にドライな付き合いです。
合う合わないは別として、保育園のママ友事情について、私の経験も踏まえてまとめていきます。
保育園のママ友は、想像以上にドライで関わりが少ない!
「ママ友」というと、ドロドロ~というイメージを持っている方も多いと思います。
「タワーマンションのママ友」や「幼稚園のママ友」等の話は、ネットやテレビ上でも格差があるだの、ママ友との付き合いが辛い等、多く聞きますよね。
実際に、保育園のママ友事情は想像以上にドライです。
ママ友イジメなんて、話はあまり聞きません。
保育園ママ友付き合い方に対して、不安に思っている方は少し安心してくださいね。
ママ同士の関わりが少ない理由についてはこんな理由があります。
保育園のママ同士の関わりが少ない理由はコレだ!
なぜ保育園のママ同士の関わりが少ない、ドライな付き合いになるのかという理由ですが、以下のようなことがまず根本にあります。
- ママが何かしらの仕事をしている。
- 送り迎えの時間やママだけは送り迎えをしていない。
- 送り迎えの際に、長居をしない。
- お迎え後に、公園等で遊ぶことがない。
- 保護者の関わる保育園での行事も少ない。
- お休みの日に遊ぶことも少ない。
良く考えればわかることではありますが、保育園に子どもを預けているママには仕事があるということが前提にあります。
仕事のある日は、子どもを送り、仕事へ行って、お迎えに行って、食事を作り、寝かしつけ・・・。
仕事をしているママが保育園に対して気になることといえば、
- 子どもの保育園での生活
- お友達との過ごし方
- 保育園の流行りの病気事情
- 保育士や園長の対応 等
保育園で過ごす子どもの状態と何があった時の保育園の体制です。
ママ同士の関わりについて、気にならないというものではありませんが、気にしている余裕はあまりなかったりします。
毎日の保育園送迎で会うママですら、挨拶程度のことも多い
子どもを保育園へ送迎する時間は家庭によって、ある程度決まっているものです。
仕事の都合で、多少前後することもありますが多くの家庭で毎日、だいたい同じ時間帯の送迎になるんです。
送迎時間は、ただでさえバタバタします。
子どもの機嫌や体調によっては、なかなか教室に入ってくれなかったり、廊下で泣いてしまったりもします。
毎日同じ時間帯の送迎の際に会うママとでさえ、「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」と、挨拶程度のママが一番多いのです!
同じ時間帯のママが同じクラスのママとも限りませんし、送迎がパパや祖父母である方もいます。
子どもを保育園への送迎するのがママだけではないということもポイントです。
平日休みの家庭もあれば、土曜保育を利用している家庭もあります。
早朝保育や延長保育を利用しているママとは、行事でしか会うことは無かったりするのです。
幼稚園のように、お昼過ぎの帰宅時間(延長保育利用者除く)の場合、お迎えの時間も同じで、まだ日も明るい時間帯なので、幼稚園近くの公園で遊んだりしますよね。
バス通園でも、バスを待つ間の決まった時間帯で会うママが居たりします。
常に同じママと毎日お話をすることは、保育園ママでは稀なのです。
転園や途中入園で、在園児の入れ替わりも結構多い!
私は、保育園へ子どもを預ける前は、保育園は卒園まで通うものと勝手に思い込んでいました。
せっかく入ることができた保育園を退園、慣れた保育園を転園等、考えてもいなかったからです。
実際には、
- 引越しによる退園
- 幼稚園や違う保育園への転園
- 途中入園
- 卒園や新入園 等、
在園児の入れ替わりも結構多いものでした。
クラス全員のママの顔と名前が一致したと思うと、あっという間に知らないママが増えていたりもします。
保護者の関わる保育園での行事も少ない!
保育園によっては、保育士と保護者で協力をして行事を行うこともあるようですが、基本的には保育園行事は保育士が中心に進めてくれます。
保護者は行事へ参加するだけ。
もちろん、行事の参加もママだけではなく、パパや祖父母も参加します。
行事に保護者が複数で参加している場合、同行者と一緒にいることが大半。
行事に参加したとしても、なかなかママ同士が世間話をすることもできなかったりします。
特に、0歳児・1歳児・2歳児のママの場合、子どもに付きっきり、子どもがぐずったりと、他のママとすら関わる時間も持つことができないことも!
保育園のママ友が欲しいと思っている方が、行事の合間にママ同士が話しているだけで、「仲が良いのかな~」と思ってしまうこともあると思います。
実際には、近くに居たから話をした程度であることも多かったりもします。
保育園が休みの日に保育園ママと遊ぶことも少ない。
保育園の場合、平日休みも家庭もあれば、土日休みの家庭もあります。
ママの休み事情はある程度知ってはいても、あまり深い話をしないのでパパのお休み事情までは知らなかったりもします。
家庭のお休み事情も知らないので、気軽に「土日に遊ぼう~」とは言いません。
私の場合ですが、保育園が休みの日に保育園ママ+子どもで遊ぶのは年数回程度です。
それも、転園する児童がいる時のお別れランチや、たまに企画される全体会(忘年会やクラス会)くらいです。
平日はに親が仕事をしているため、習い事が出来ない子どもは土日に習い事をしていています。
更には、親子で過ごす時間も限られているので、全体会等の集まりですら、全員参加したことは、数えるくらいしかありません。
保育園ママ同士でも仲良くなるママも、もちろんいます!
保育園ママ同士の関わりが少ないとは言いますが、保育園ママ同士でも仲良しのママもいます。
- 送迎が毎日同じ時間帯
- 産休育休の期間が同時期
- 子ども同士が仲が良い
- 住まいが近所で休みの日に公園等で良く会う
- 習い事が一緒 等
こういったきっかけで、保育園ママ同士でもぐっと仲良くなることも、もちろんあります!
保育園ママでも、同じタイミングで過ごす時間があると、ぐっと仲が良くなり、週末に夜ご飯を一緒に食べに行く方もいたります。
しかし、実際には保育園の行事や集まりで少しづつ顔みしりになり、何となく話すようになってくるのが一番多い保育園ママの近づき方であると思います。
最近では、携帯アプリのLINEを使ったやり取り(グループライン)が、保育園ママの間でも増えてきています。
クラスのグループラインにしても、たとえ誰かが返信をしない場合でも、「仕事が忙しいのかな」という感覚で、大ごとにもなりません。
まとめ
保育園のママ友事情として、関わりは少なくドライな付き合いが一般的です。
人付き合いが苦手なママや、人とあまり関わりたくないというママは、保育園のママ同士の関わりは、かなり心地よいはずです。
ドライすぎて物足りないと感じる方もいるかもしれませんが、仕事や育児でストレス感じている中で、保育園のママ同士くらい、適当でいたいところです。
ママ同士の密な付き合いが、仕事や育児よりもストレスになることもありますからね!